睡眠導入剤で女児に性的暴行、男児の口にしょうゆ流し込む 元柔道塾長、児童6人への暴行など認める スマホメモには「眠剤合宿」 千葉地裁初公判
塾長を務めていた柔道塾の男児の口にしょうゆを流し込んだり、施設で女児に性的暴行を加えたりしたとして、暴行や不同意性交などの罪に問われた石野勇太被告(32)=市原市=の初公判が27日、千葉地裁(宮本聡裁判長)であった。この日は柔道塾の児童6人に対する暴行や不同意性交、児童買春・ポルノ規制法違反などの罪について問われた。6件の起訴状が30分以上かけて読み上げられた後、被告は「全て間違いありません」と起訴内容を認めた。 検察側によると、被告は柔道塾の合宿先や遠征移動中、サービスエリアに駐車した車内などで、事件に及んだ。女児に対する性的暴行などの様子をスマートフォンで撮影し、スマホには動画70点以上、画像400点以上が保存されていた。 いずれも女児の睡眠中に行われ、睡眠導入剤が入ったジュースを飲ませたケースも明らかになった。スマホのメモアプリには「眠剤合宿」と書かれていたという。 動機面について被告の供述が一部読み上げられ、男児への暴行については「(男児の)態度に腹を立てた」、女児については「ばれないようにひそかにすることに興奮を覚えるようになった」と話したという。 起訴状などによると、被告は2024年5月、県内の柔道塾の合宿先で、小学生男児に対し、口にしょうゆを無理やり流し込むなど暴....