沖縄南西諸島防衛、やはり日本当局は全く準備できていなかった…「自衛隊は軍隊ではない、根拠法がない、権限や責任の設定もできていない」何もできないかもしれないヤバすぎる現状
米ニューズウィーク誌が、4月18日に開かれた米下院軍事委員会の公聴会の模様を伝えた。米インド太平洋軍のジョン・アキリーノ司令官が出席し、台湾有事の可能性などについての質疑に応じた。アキリーノ氏は中国による台湾侵攻の可能性について「私は現在、この戦争を阻止する責任、そして抑止が失敗した場合には戦って勝利する責任を担っている」と語ったという。 【写真】たった6本の海底ケーブル切断で「沖縄が完全に孤立化」する 前編『「最近米軍が無線を使わないようにしている…」アメリカが沖縄に新展開するのは「海空優勢が確保できていない前提」の部隊だった…その方針が日本にもたらすヤバすぎる事態とは』より続く。 前編では、台湾有事を想定した米軍の再編の実状について詳しく見てきた。後編では「実際に事が起こった」際に、米軍と自衛隊がどのような指揮系統で動くことができるのかを見て行く。....